平成18年11月3日(日)
【自然農】
 自然農は奈良の川口由一さんが提唱し実践されています。自然農に取り組まれてから30年近くなります。 今では、自然農に取り組んでいる農人は全国的に広がりを見せている。  小生もその一人ではあるが、いまだによけいな人智が働き「骨折り損のくたびれ儲け」の日々だ。
 今日も、耕した田にEM液を散布した。耕した田の稲株が有用微生物の働きで良質な土壌(ミネラル豊富な)になると思いを込めてのこと。 馬鹿なことと知りながら、まだまだ自然農には遠く及ばない、ふがいない自分を呵りながら?
*自然農法の大先生は福岡正信さんです。
*川口先生「自然農」の著書「妙なる畑に立ちて」
この二人を先生と呼ばせて頂かせています。

平成18年10月31日(火)
命あっての物種
 人騒がせを起こした。津野町長の変わり身はお見事。なかなかのてんくろのようだ。
 さて、小生21日、天木直人さんの「軍事力で平和は実現できない」の講演会に出席してから、何だか消化不良を起こし、「高新」(声ひろば)に投稿してみた。 下記
【命あっての物種】
 人類の歴史上で今ほど人々の命が脅かされ、奪われている時代はない。それは、この60年間の核開発 「ウランの採掘・核実験・原爆投下・海上、地上、地下の核実験・原発事故」等による大気・海水・地下水・土壌の 放射能(死の灰)汚染が広がり多くの人々の命が、脅かされ、奪われている。
 我々は、日本の原発が稼働する限り命が脅かされる。
 更に、命の危機が増幅している。それは、原発事故ならぬ原発攻撃によるものである。
「高新」も取り上げていたが、アルカイダのテロ攻撃のターゲットは原子力発電所であった。 しかし、原発を破壊すれば被害が甚大すぎるため、まず小手調べに世界貿易センターを攻撃した。
だが、「原発攻撃を止めた訳ではない」と警告している。
 日本が今後アメリカに追随し宗教戦争に加担すれば、日本の原発が攻撃されるであろう。
 この度、北朝鮮が核実験をした。「先制攻撃で北の核基地を破壊せよ」の論調も出てきた。 核基地を破壊すれば東京は核攻撃からまぬがれるかもしれない。だが、 その時は55基の何処かの原発が攻撃され、日本は一巻の終わりである。  国土の狭い国で原発を持っている国は、宗教戦争に介入することも、軍備を増強することも、核を持つことも、全て無駄である。
「命あっての物種」今こそ、党派・宗派を越え、まずは、『原子力開発を止める』一大運動を進めよう!
 没にされたようです。
 小生、平和の捉え方は人それぞれ異なると思う。しかし、命の大切さは全ての人々に共通していると思う。 その命の危機が現実に目の前に迫っている。この度の北朝鮮の核実験は、日本人に命の危機を知らせる最大の好機と思う。
「(天木さんは講演で)日本こそ、世界の核保有国に対し核廃絶を求めることができる。日本はそれだけの力があるのに・・・」と述べた?
 小生は、いま我々に求められる第一義的政治課題は、命の危機を取り除くために原子力開発反対の一大運動を巻き起こし、 とりわけ、原子力政策の要をなす「原発」を進める自国の政府を大衆の力で変えなければならないと思う。
 そのような状況を実現したとき、初めて、日本国民が民主主義の一歩を踏みだせると思う。 又、そのような状況を生み出した時、世界平和への道を全世界の人々に示すことができると思う。
好天が続く今年の秋、農作業も捗り里は冬支度。

平成18年10月16日(月)
広瀬 隆の講演
 昨今、高知県に「死の灰」のトイレ設置問題が舞い込んだ。 なんと、二人の首長が手を上げた。
 小さな町に台風と地震が同時にきたような騒ぎが起きた。住民をあなどってはいけない。 人々は嵐の中で鍛えられる。いずれこの二人は自ら墓穴をほり、住民と県民の連帯した反対 運動で葬りさられるであろう。
 その闘いに「東京に原発を」「危険な話」などの著者で反原 発の第一人者、広瀬隆さんと元京大熊取原子炉実験所で経験をされた小林圭二先生が応援に 来られて、高知文化ホールで講演をされた。
 15日はその講演にでかけた。お二人のお顔を拝見するのは20年ぶりになる。
 思い起こせば、チェルノブイリの事故以後「危険な話」・甘蔗珠恵子さんの「まだまにあうのなら」の本が多くの人々に読まれ反原発運動が全国的に 高まった。当時は幾度も日本海まで出かけたことか。
 あの日から20年、高木先生・小林先 生の同僚の瀬尾先生が「死の灰」で倒れた。でも亡くなられた方々の志は、今なお引き継が れ元気で反原発にかける広瀬さん、小林先生の信念と情熱、行動力に心がうたれた。
 深まり行く秋、里は穏やか

平成18年10月14日(土)
稲の収穫
 12日夜明けと共に快晴。一日中雲一つない秋晴れ、日本晴れ。絶好の稲刈り日となる。
 早速今日は、精米にして夕食に頂く。
 「銀舎利」まさにピッタリのごはんだ。早刈りのせいか、味もさることながら白さがバツグンだ。
  自称日本一無農薬・有機米、家族で両手をあわし、一礼し頂いた。
 

平成18年10月7日(土)旧暦8月16日(満月)
突風さん ありがとう。
 昨日は、台風16号の影響で天気悪し、そんな中「有機(JAS)取得のための講習」に窪川まで出かけた。
 高知平野に出ると天気は一転して好天、西に行くほど良い天気となる。
 心配した稲の倒伏が助かったと安堵する。ところが夕暮れ高知近くまで帰って来ると雲行きが怪しく朝と同じ、更に大豊インターまで来ると天気は大荒れ雨はたいしたことはないが風は台風並み。 期待していた中秋の名月を見ることはできない。
 床についてから家が揺るぐほどの突風で目が覚めた何か大きな音がしたので外に出た。
 そこには頭上を名月煌々として北へと飛んでいる。 台風のせいでちぎれ雲が飛んでいるのが名月が飛んでいるように見える。北風で澄み切った空に輝く名月をこの年になるまで見たことがない。農園は月の輝きを独り占めしている。 気がつくと身体が冷え込んでいた。
 今日も小用で高知市に出かけた。出がけは、天気は良くなかった。でも高知市は好天気、ところが、帰りにつくと嶺北地方は又しても黒雲が覆い時雨、今夜は満月だ。 今夜も月の出を見ることは期待できない。ところが、夜半には頭上に目映い満月が北に飛んでいる。今夜もかなり冷え込んでいる。この昼る夜るの寒暖が美味しいお米を育ててくれている。 秋もたけなわ、稲刈りも間近い。今年の秋は栗・アケビは豊作だった。
 

平成18年9月9日(土)
里の秋〜栗拾い
 三ヶ月ぶりの書き込みだ。
この三ヶ月は再手術で医大に入院、退院後はもっぱら猛暑に耐えながら体力の回復に努めてきた。
何時もより異常とも言える残暑で秋が遅れている。春は半月も早く鶯が鳴き〜栗の実は10日も遅れて落ち始めた。
この残暑(猛暑)何時まで続くのか?
 

平成18年6月10日
8日・梅雨入り
 しばらく日照りが続き、野菜・ブルーベリーなどが一雨ほしがっていた。
 8日の雨(梅雨入り)は恵みの雨となる。この日は、午前中は土佐町溜井の和田さん宅へ親しい4人で「五月」を見せて頂きに出かけた。午後は高野孟氏の講演に出かけた。
 9日は朝は曇ってはいたが夕方になると快晴となり暮れゆく空に13夜の月が輝き田植えを終えたばかりの田の面に映る。
 我が家から180度前方に広がる棚田に一台の耕耘機のライトの明かりが回転時に光る。時刻は8時を過ぎている。彼(めだか農園の川田雅敏君)が田植え準備の代掻きで頑張っている。
 彼の愛犬ビータは夕方エリーと遊びに来て彼の迎えを待っている。
 時折飛行機が飛んでいる。その飛行機が二機もお月さんの中を横ぎり抜けで行った。 こんな情景に感動。
 わが農園から見渡せる夜景には灯明はなく、広々とした夜空に月と星の光しか見えない。故にWHの丸太小屋にムーン&スター・ガーデンロッジと付けている。
 

平成18年6月8日
高野 孟さんの講演
今日は「有機のがっこう」の公開講座に出かけた。高野さん、こんな田舎まで来て頂いてご苦労さんです。高野さんは、70年闘争で学生戦士のヒーロー藤本敏夫氏が「帰農」を志し、 鴨川自然王国を開園し新しい時代を切り開く志半ばで倒れた。その志を引き継ぎ活躍している。
 かの「70年闘争」今から30数年前、彼たちは20代半ば、小生も30半ば、元気盛りの向こう見ず、権力に怯まず立ち向かった同志として親しみを感じた。 今も同じ志「帰農・農的に生きる」を持って歩んでいる。嬉しい限りである。

平成18年5月28日(日)
萱野 茂
 今朝、五時前にバット目が覚めた。今日は日曜日だテレビで五時から「心の時代」がある。見る気になった。
 出演者は先日亡くなられた萱野茂さんの99年に放送されたものが再放映されていた。
(早起きは三文の徳)貴重な時間を授かった。
 我々の青春時代の唯一の楽しみは映画で洋画の西部劇を見る機会も多かった。
 アパッチこの言葉も映画で知った。アパッチをやっつけるシーンでは観客から拍手が鳴った。でも小生なんだか喜ぶこたが出来なかった。
 後で知ることではあるが、アメリカの占領政策に3S「イデオロギー政策」が意識的に行われていたのである。
 アメリカ人のフロンティアー精神とは実は侵略の歴史にほかならない。
 原住民を殺りくし、土地を奪い、言葉を奪い、権利を奪い、その上に成り立っている。
 彼らは自己を反省する事なく今なお侵略の道を正当化してはばからないヤンキーである。
 萱野さんの話では明治以後政府はアイヌ民族を侵略し、土地を奪い、言葉を奪い、主食まで奪い取った。
 世界の歴史でも人(原住民)の主食まで奪ったのは日本人だけであると語っている。
 日本人で龍馬を信奉する人々は多い、でも小生、龍馬を手放しで好きになれない由縁(北海道開拓)もそこらにあるような気がする。
 自然(神)に帰った萱野さんの冥福を祈る。
 

平成18年5月24日(水)
いろは革命うた
 NHK12チャンネル「心の時代」みどりの粘土団子が地球を救う。(自然農法家・福岡正信)が放映された。
 その日は見ることが出来ずビデオ取り、その後も農作業が忙しく見れず、今日は雨、昼まで骨休み、午後ゆっくり、じっくり見る。
 先生の農園を訪れてから10年以上になる。先生は93才になられているが元気なお姿を拝見できた。
 わが農園W・Hロッジには訪れた人々にふれて頂くために先生の本を置いています。
 先生はこの一年、「いろは革命うた」を執筆されていた。
 (い)一番始めに知らねばならぬ、地上の万物みな無分別、
    一真法界、一心一体平等平和に暮らす。
 (ゆ)夢なら覚めるが人の妄想、目覚めることなく、地球人類の
    滅亡必至起死回生の道はただ一つ、みどりの粘土団子、
    自然に捧げるのみと知れ。
 (に)人間のみがひっくり返った顛倒想で、絶対真理に離反暴
    走地球は破滅寸前、釈迦やダルマの言葉耳に届かず。
 (す)すったもんだで苦汁、九十の坂も越えたが、後はほって
    も、仏になれるはずだが、ほってをけないのがこの地球、
    わら一本の杖ついて、一粒万倍の旅に出る夢を見る。
 

平成18年4月30日(日)
NPOふるさと回帰センター認証フェア
 今朝も目覚めと共に鶯の声を聞きなが腹式30分。
 里は霧深し、でも天気は良さそう。
 実は、28日高知会館でNOP高知ふるさと回帰支援センターの認証記念フェアがあり、本部の顧問・菅原文太さんの記念講演と橋本知事らによるホーラムが行われた。
 29/30日は池川とわが自然農園に体験交流が実施され、今日9人が訪れた。
 自称日本一の無農薬・有機栽培のご飯と旬の竹の子・ゼンマイ・ワラビ・ウド・しいたけとキジのお汁で昼食をする。
 その後山菜とり、農園見学などの交流をした。
 20・21・22日・には東京から二人たりの若者が体験農にきた。
 ぼつぼつとワーキングホリデーが動きだした。

平成18年4月25日(火)
あれから20年
 時の経つのは早く1986年4月24日のチェルノブイリの原発事故から明日で 20年が経つ、あの時、8000キロ離れたわが国にも「死の灰」がやって来た。
 わが国では、原子力の平和利用の大合唱のもと「原発」建設が進められ, 大阪万博に原子の火が灯ったと大騒ぎした。
 チェルノブイリの原発事故で平和利用の神話は吹っ飛んだかに見えたが、 原発建設は止まらず、現在、わが国で55基の原発が稼働ている。
 今日の「高新の声のひろば」に外京ゆりさんの「チェルノブイリ原発事故に学べ」 の投稿文がでている。彼女は頑張っている。
 昨日も今日も中国から「死の灰」がやって来た。憂うつな日々だ。
でもお天道様相手の百姓だ休むことも出来ず。
 ゼンマイは「死の灰」を塗しながら出来上がった。
 

平成18年4月16日(日)
ゼンマイ取り・チェルノブイリ
 昨日は、朝から一日中多量の雨が降り夜中も止む気配なし。
 ところが、今朝は上天気、天気予報当たり。
 水曜日まで天気らしい、今日は何を於いてもゼンマイを取らなければならない(乾し上がるまで3日はかかる)本日の収穫ゼンマイ、コンテナに4箱・わらび・イタドリ・竹の子、 竹の子を茹で終わったのが6時半。
 9時から「チェルノブイリ原発事故20年」を見る。
 人々は賢く歴史から(教訓)学ぶことが出来ないのか、我が身に火の粉を浴びないとわからない愚か者なのか?どうしようもない寂しさと我利我利亡者(権力者)への怒りが沸いてくる。
20時30分月の出19夜の月が里に輝く。平穏無事、何時まで続くだろうか?
 

平成18年4月12日(水)大安
雨後の恵み
 昨日は春の嵐で大変だった。でも夜には雲の晴れ間に14夜のお月さんが輝き里を照らす。いつもは静かな里も昨夜はカエルさんの大合唱でとても賑やかだった。 今朝は曇ってはいるがとても暖かい朝である。雨後の竹の子がニョキニョキ・ゼンマイ、わらび、イタドリが一斉に伸びた。ゼンマイは伸びすぎるとあぎるので、 今日から毎日取らなければならない。わらびと竹の子は取ると素早く茹でるのが秘訣。夕食には、わらびの玉子とじ、竹の子の味噌あえ、イタドリとふきの煮物が並ぶ。 「独り言」を書いてる時刻には15夜のおぼろ月が真上から里をほのかに照らす。今夜もカエルさんの大合唱を子守歌にして眠るとしょう?

平成18年4月10日
招かざる客「死の灰」
 中国は原子爆弾の実験を砂漠で繰り返し行った。放射能に汚染された砂(黄砂)を上空に巻き上げて毎年春先に西風に乗せて我が国土に「死の灰」をばら撒く。
 ブルトニウムは耳かき一杯で100万人の命を奪う猛毒だ。半減期が2万4千年もかかる。それに、痛くも、痒くも,臭いもなく、姿も見せず忍びより、人々の命を奪うので始末が悪い。 幸いに中国から来る黄砂「死の灰」は姿を見せてやって来る。
桑原、桑原

平成18年3月29日(水)
槇原 敬之君
 今夜9時のニュースを見ていると、そのあと槇原敬之の「世界にひとつだけの花」誕生の秘密の番組が放映された。
 天は一流の人物を育てるために時を与える。
 荒川静香さんにも時間(大学へ行く)を与えた。
 槇原君にも時(休み)を与えた。
 ホーチミンは牢の中で理論武装をした。
 「時間」休むことで超一流に変身する。
 ホリエモンにも神の与える時となるのか?
 実は小生、S36年上阪(高槻市)した折、テレビ(6万円)を買ったのが三松電気の槇原さん(敬之君のお父さん)でした。
 そのご縁で33年間電気製品は全てお世話になり最後にクーラーの取り外しをして頂きました。
 今は、ご無沙汰していますが、ふるさと回帰後も年賀を頂いていました。
敬之君が挫折した時は人ごとは思えず気がかりでした。
 その彼が「世界にひとつだけの花」でカンバックし、スマップが紅白で歌い、人々を感動させた。
今日、彼が大きく成長した姿を見て嬉しかった。
海抜450の豊後梅の花が満開です。

平成18年3月21日(火)春分の日
アッパレ イチロー
 日本野球チームが世界チャンピオン カップを勝ちとった。
とりわけ、世界NO1のプレーヤー イチローが名実共に心技体のプレーを披露し、全てのプロ野球選手を脱帽させた。痛快だ

平成18年3月15日(水)
一日中雲一つない日本晴れ
 今朝は快晴で大霜、日の出と共に何分間に大霜を解かして行く、今日は晴耕日だ。ネギの植え替えをしよう。
 ネギは、3月・6月・9月に植え替えをします。そうすると一年中生き生きとしたネギを頂けます。
 9月に植え替えしたネギは11月霜がかかると甘みが増し美味しくなります。
 昨年6月に植え替えした畝の食べ残りを引き抜き4,5日ほうっておき乾燥させ、別の準備してきた畝に植えます。
 今日は、ネギを引き抜き、引き抜いた畝に糠とEMボカシ堆肥・貝殻を振りまき、その上に刈り草(昨年秋に刈り取ったもの)を分厚く被覆する。
 5月に何かを作付けするための準備作業をした。
 今日は、日の出から日没17時まで雲一つない日本晴れ、そのせいか桜の開花宣言(高知城)。
 農園の水仙も元気な花を咲かせた。日没後、暮れゆく空に一番星(宵の明星)が45度の真南に輝く、2番星34567番星が見えてくる頃16夜の月が昇り里(農園)を照らす。

平成18年3月13日(月)一四夜
寒のもどり・春には三日の晴れなし?
 今朝は水瓶に氷が張り、水道管も凍る冷え込み。
 水仙が日に日に花を咲かせた、その花が今朝の寒さで頭をたらしている。梅の花も縮かんだ。
 どうやら、「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われる彼岸が来ないと暖かくならないのか?でも彼岸過ぎても七寒八寒とも言うし?いやそれにしても今年の冬は異常だ。
でも、これも、天に向かって唾してきた自分たちえの天罰かも?
 今夜は寒空に14夜のお月さんがとても美しい。
 

平成18年3月9日(木)大安
春本番
 今年は野鳥が少ない、とりわけ白頭鳥の姿が見えない。お陰様で南天の真っ赤な実が残り、水仙の花とコントラストを楽しませてくれている。
福寿草も黄色い花びらを力の限り広げて春をアピール。
クレソンも湧水のミネラルで成長、、蕗も成長、クワガタも姿をみせた、紋白蝶も飛んでいる、竹の子も採れた、早速、みそ合え、春は初物ばがり食ってるので命が75日先送りされている。 海抜450の山里も春本番だ。
 

平成18年3月4日(土)
ジャガイモの植え付け
 昨夜は粉雪が降り、今朝は粉雪の上に大霜、山頂は霧氷、空は真っ青。
 快晴、7時30分まばゆい日の出「富士の白雪きゃ朝日にとける」と歌われているが、まさに今朝は、朝日をうけた粉雪&大霜の輝き、 それも何秒、何分で溶けて消えゆく自然のなせる姿(芸術)感動の一瞬 、今日は晴耕日、
 ジャガイモ15キロを植え付けた。

平成18年3月2日(木)
視力2,0の驚き
 今日は、自動車運転免許証更新のための高齢者講習受講に南国市まで出かけた。受講料6,150円は高い、3時間は長すぎるうえに、 何のために行われているのかも良くわからない。ただ疲れた。ああしんど。
 ところで、目の検査で視力が2,0にはビックリ、それと言うのも今朝の食事にブルーベリーのジャムを大さじ一杯食べてみた、 数日前にブルーベリーの苗木100本を譲って頂くために訪ねたオーナーの方にブルーベリーを食べると良く目が見えるようになると言われ、 帰りにスーパーで小さな瓶詰めを買ってきた。この頃バソコンをやると目が疲れる。免許証の更新が迫っているので、更新の前日に食べようと買ったものを、 今日も目の検査があるかもしれないと思い、物は試しと食べてみた。ところが視力2,0。
 ブルーベリー100本の成長が楽しみだ。

平成18年2月27日(月)
七十二才の誕生日 歌ができた
26日テレビ高知の「報道特集」で安倍晋三を取り上げていた。晋三の晋は高杉晋作の晋に肖かって付けたのだろう。彼と小泉純一郎は吉田松陰と晋作を信奉しているようである。
 私も、高杉の思想と行動を高く評価する一人である。
 しかし、小生が信条としているのは、わが国の偉大な人物は「安藤昌益」・尊敬する人物は「田中正造」です。
 今朝は昨日とはがらりと変わり、冬へ逆戻りの寒さである。ところが、鶯は、「春だ、春だ」と寒さに負けず鳴いている。  そう言えば晋作も、自らを「春風」と呼び、冬の時代に春風を吹き込んだ風雲児である。そんなことを思っていると歌詞が浮かんできた。
 「頭に、詩吟・「自ら不忠、不孝の人となり、国政をして維新たらしめんとほっす」
 歌詞、一節「七十四騎の反逆児、雪の高山寺決起する。西に東に檄が飛ぶ、人民安堵の旗のもと、歴史開く鬨の声」
 二節「嘶く馬に跨りて、目指すは北の萩の城。真の割拠を勝ち取らん、人民安堵の旗のもと、狼煙が上がる村々に」
 三節「ひるまず進め騎兵隊、敵の砦打ち砕け。熱き血潮は燃えたぎる、人民安堵の旗のもと、維新の世明け闘わん」
 後の詩吟・「生をうけて二十八才朱夏、革命に殉ず」
 ☆作曲のできる方、曲を付けて下さい。
 そう言えば今日は、我が輩の年男六回目、七十二才の誕生日だった。

平成18年2月25日(木)
みそ作り
 今日の天気予想は夕方から雨。ここ、二三日前から今年の味噌造りの準備を進めてきた。今日は大豆を煮る事になっていたので雨の降る前には炊きあげ無ければならない。
 今朝は快晴である。日の出7時37分と同時に大豆を煮始める。煮ること5時間雨はとうとう降らず、今日も太助、太陽に助けて頂いた。
 明日は、麹米10キロ・大豆10キロの仕込みだ。

平成18年2月23日(木)
 鶯の初音
 今朝は、曇よりして、今にも雨が降りそうな天気。ところが天気とは不似合いではあるが、東の茶畑の方角から鶯の鳴き声が聞こえて来た。あれと思い耳を澄ませてみると、 たしがに聞こえて来る。昨年から今年と例年より寒さの厳しい冬なのに、半月も早い鶯の初音である。
 天気はだんだん良くなり、『・・・げに春の日ののどけさは、暗くて過ぎし冬の日を、思い忍べる時にこそ、いや楽しくもあるべけれ、梅のこぞめの花笠を、 かざしつ酔ひつうたいつつ、さらば春風吹き来る、香の国に飛びて遊ばむ。』藤村の「うぐいす」の詩を口ずさみたくなる小春日和となりにけり。

平成18年2月18日(土)
雲は天才である
 今朝もかなり冷え込んだ。しかし、天気は良く気温は上がり 昼ごろは上着を脱ぐ程の小春日和となった。ところが、急速に 寒くなって行く。
 特に、空の雲の流れの変わりゆく速さ何分もしない間に寒い雪雲に覆われる。
 その変化の中で見せてくれた雲の芸術。 シャッターチャンス二分遅れ。

平成18年2月8日(水)
またの快挙に喝采
 H16年の大原富枝賞小学作文部門「最優秀」に土佐町立相川小2年生川井香穂さんの「本って大すき」が入賞され、今年の第51回小砂丘賞の「最優秀」に 土佐町立名高山小5年生の伊藤雄大君の「伊藤隆夫74才」が入賞した。
 雄大君の通う小学校はH17年4月に統合される以前の平石小は全校児童5人の超過疎の学校でした。土佐町には集落単位で小学校があり小学生には恵まれた環境にある。
 ところが、集落単位の小学校は次々に休校になり消えて行く、数年前までは土佐町には8校あったものが2校が休校になり、H16年4月に地蔵寺小と平石小と統合した。
 今ある5校が1校に統合される日も近いと言われている。素晴らしい環境で子どもたちが育ち、素晴らしい作文がうまれる、それが、地域の過疎化は益々進み、地区集落から学校が消える。
 作文で書かれている心温まる家族、それさえ危ぶまれる。何だか、嬉しさよりも、重苦しい気分である

平成18年2月5日(日)
今日は久しぶりにDNAの血が騒いだ
 福岡自然農塾がら、「古武道と自然農」甲野善紀さんと川口由一先生の対談のビデオが届き早速見ました。久しぶりに元気な川口先生を拝見した。
 とりわけ、甲野さんの演武に血が騒いだ。何故か合気道の演武を見ると全身の血が騒ぐ。我が祖母の父が西条藩の剣道指南役でそのDNAが騒ぐのか?
 今夜は、広瀬浩二郎著、合気道、植芝盛平の記述を読み返した。甲野さんは、現代の神武(天地・大自然)を体得した達人ではと感じた。

平成18年2月4日(土)
またまた、カラスさんのお出まし
 今朝は、かなり冷え込んだ。昨夜は巻きずしを食べ、鬼は外、福は内と、
 連れ合いが大声で豆まきをした。ところが、早朝カラスの声、それもただならぬ鳴き声で目が覚めた。朝カラスがなくと良からぬこたがあるとか?
 何事かと窓を開けて見ると昨日田んぼにEM堆肥を撒いた所へ30羽ほどの群れが朝食に参上。しばらくして、朝の運動にお出ましのエリーさんに追っ払われる。
 今日もエリーさんとカラスの鬼ごっこ。