平成19年12月29日(火)
2007年 バイバイ!
 もう幾つ寝るとお正月!こんな童謡を耳にする昨今である。子どもの頃は一年がとても長く感じ、正月が待ち遠しかった。  ところが、年をとるに従って一年の月日は短く、あっと言う間に過ぎてしまう。でも、この一年は色んな事が多かった。 中でも小生にとっては東洋町に沢山町長が誕生した事と、良し悪しはともかく、知事が変わって頻繁にテレビで見せられていた、 あの大二郎様の眉間の皺を見なくて済むことが何よりも嬉しい出来事である。こんな鼓をうてば、大二郎様の信者さんにお叱りを受けるかな?
 それでは、どなた様も良いお年をお迎へ下さい。
 
 

 

平成19年7月15日(日)
タヌキの腹鼓
 まみのう山自然農園〜私の農園は海抜450メートルに位置し、
南前方に棚田が広がり、北に手入れの行き届いた集落林を要した山(猯の山」を背にしています。
その 猯の山を捩って「真に美しい農を営む山裾」(真美農山自然農園)と名付けたました。   最近、西方を望む小高い山に(童謡・タヌキ囃子)からポンポコポンを拝借して「ポンポコ山と名付け、その山頂に多様利用と遊び心を兼ねた月見台をつくりました。
 さて、(猯・マミ)山の由来ですが、子どもの頃に聞いた親父の話しから想像してみると、タヌキの涎(よだれ)が月光に反射して光る光景を、タヌキが嫁入りする提灯行列といってなかなか風情なものだそうです。
昔は、その光景が時々見る事ができる程タヌキが多く生息していたのでマミのう山と呼んだのが始まりではなかろうか?
 今夜は、こんな他愛のない独り言
 ★写真は5月15日の「里の近況」を見て下さい。
平成19年7月10日(火)
ジローさん、ありがとう
 土佐ジローの30日雛を11羽(牡1羽雌10羽)を4月15日に購入した。
忙しくてヒヨコが来てから鶏小舎を作り始めたのでその間、仮小舎で飼っているときに二羽をネコにやられてしまった。
 残りのジローたちは、新しい鳥屋と運動場で元気に育ち、とりわけ、牡鶏は「諸羽うちふるくだかけ(鶏)はのんど (咽喉)の笛を吹き鳴らし、けふの命の戦闘のよそほいせよと叫ぶかな・藤村の労働の一節」早朝から農園に雄叫び轟かせている。
 今朝は嬉しいことに、農園に来て86日にして初産である。初産の卵は(長さ3センチ8ミリ、横2センチ8ミリ)の小さな卵です。
初産の卵を食べると脳卒中に成らないと言われるので早速、朝食で生で頂きました。
ジローたちは明日からどんどん産んでくれることでしょう。
 

平成19年5月15日(火)
里の近況
 5月15日以来独り言も中休みをした。この間色々なことがあった。 中でもWHの来園者が何人も来られた。農園の高所(ポンポコ山)にタヌキの月見台を建てた。
 先日、友人と田植えを終えた棚田眺めての焼き肉パーテイ、友人曰く「最高の贅沢だ。」
 自給のため、地鶏を飼って玉子をいただいていたが、小生、長の入院で鶏の世話が出来なくなり友人にやってしまった。 でも、玉子は自給の必需品で土佐ジロウ11羽と別種5羽の春子を飼い始めた。その鶏小屋作り。
 農園の田畑全て日本農林規格「JAS]の認証を取得した。など、農園は徐々に自然農園の理想の姿を作り出している。
 後5年で観光農園も出来上がる。やっと田植えも終え、JASの農産物タマネギ・ジャガイモ・トマトの出荷がはじまる。
 その間の骨休み、今日はバソコンにむかっている。梅雨の晴れ間、紫陽花が花の盛りを鮮やかに見せてくれている。
 一年間のエンドウ豆の取り入れも始まった。今日は収穫2回目、6,5キロ。
 

 

平成19年5月15日(火)
里の近況
 年が明けてから天水が枯れ、田畑は悲鳴をあげている。
 中山間地域は、田植えの時期を迎えているのに田ごなしができずにいる。 でも、今年は正月から菜の花が咲き、4月の下旬まで里を黄色に染めた。
 また、梅・桜・桃・スモモ・梨・藤・山吹・レンゲ・タンポポなどなど、 とにかく木々の花は近年にない彩りを見せている。それに、小鳥が多く、 鶯のさえずりは朝から夕方まであちらからも、こちらからも聞こえてくる。
  嬉しいことに、ツバメの飛来も多い。でも、まとまった一雨がほしい。
 

 

平成19年3月18日(日)
定年を迎えたエリーさん
  暖冬が続いていたが、急に寒さが戻り寒い日が続いている。この寒さで農作業は思うように捗らない。 ところが、金曜日の夕方から日曜日の午前中まで、若い○○さん夫婦が体験農に訪れた。
  茶の木の苗植え・草刈り・タマネギの草引きなどをされた。この三日間は天気が良くてよかった。
  15日は、愛犬エリーの11才の誕生日だった。人間で言えば還暦・団塊の世代と一緒で定年だ。
  農園の見回り、農作業には必ずついてくる。車に乗るのが大好きで出かける時は助手席で上機嫌。  エリーさん定年後も達者でな!
  寒い中、水仙は桜の花の開花に負けじと元気に花を咲かせている。
 

平成19年2月24日(土)
早春の一週間
18日、朝は曇りがち。鶯の初音を聞く。昨年より1日早い。 天気は良くなり日中は暖かく、みそ作りの後片付け。
19日、昼から県民文化ホールへ高知大主催の「環食同源シンポジウム (13:30〜18:40)」に出かけた。テーマ『食の安全と健康』基調講演 「食乱れて民族滅ぶ」小泉武夫・東京農大教授「食育のすすめ−大切な ものを失った日本人」服部ゆきお・服部学園長のビックなお二人のお話を一度に拝聴できた。
20日、大霜だが快晴、暖かい一日となる。果樹園にユキヤナギ18本 と紫陽花10本を植える。快晴日暮れて空に三日月。
21日、薄霧の朝9時頃霧も晴れこの冬一番の暖かさ。農機具鍬・鎌の修繕、手入れ、今夜も4日のお月さんがとても綺麗だ。
22日、今日も穏やかな天気。愛犬エリーと共に農園の見回り、水仙が 随分と伸びてきた。菜の花〜福寿草は花の盛り、 鶯のさえずりを聞きながら早春を全身で感じながら時の流れ、時間の過ぎゆくままに。
23日、昨夜から朝まで雨が降る。ユキヤナギ・紫陽花には恵みの雨。 今日は嬉しい便りが届いた。小生の400キロの無農薬・ 有機栽培米が19日から26日まで、地区の子どもたちの学校給食に出されていることが「給食だより」で紹介されていた。
24日、今日は日の出から日没まで快晴。久しく見ることができなかっ た小鳥(野鳥)の群れが林を渡っていた。 果樹園で一度種まき をした大根・菜の花が毎年自然に育つ。一本、切り干大根のため取り上げた。葉っぱ付きで7キロ、今年は大きいものが沢山出来ている。
 

平成19年2月17日(土)
みそ作り
  今日は天気予報通り朝から雨、よくぞ昨日大豆を煮ておいた。みそ作り体験に参加された I さん が偶然にも小生の竹馬の友の娘さんだった。随筆でも書いたことだが、 「残された人生の出会い を楽しみに過ごそう。」その思いが叶ったような縁を感じた。
  Iさんは友だちの誘いで川口由一先生の合宿会に特別参加したそうだ。高知でも自然農をして いる人はいないかと検索をし小生をしり、今日のみそ作り体験に参加してきた。
  お米一斗  〜  大豆一斗の無農薬・有機栽培の自称「日本一のみそ作り」を終えた。2005年の 2月に作った(2年もの)の樽を開けて見た。カビもなく、 色・艶・塩加減共に良い上質のできばえだ。明日からまた、美味しい味噌汁が当分頂ける。
  連れ合いR、娘Kさん、今日はご苦労さまでした。
 

平成19年1月29日(月)
冬晴れ
  年が明けて早いもので一月も終わる。それにしても冬の最中に菜の花が咲き、天気続きと暖かい冬で、 谷川の水が枯れてしまった。帰農して13年が来ようとしているが、このような冬枯れは始めてである。 昨年とは違い小鳥は多い。
  昨年は大豆が良作だった。その大豆で味噌づくりをしなければならない。 今年は味噌づくり体験者を募ることにした。又今年は炭焼き体験も行うことにした。 体験をされたい方はお越し下さい。詳しくは「お知らせ」を開いて下さい。